「乳がん」は乳房の乳腺組織にできるがんで、日本人女性が最も多く罹患します。2021年のデータでは、生涯で9人に1人が乳がんにかかると推定されています。
「子宮がん」には、子宮の奥である子宮体部にできる「子宮体がん」と、子宮の入り口である頸部にできる「子宮頸がん」があります。子宮体がんは40歳代以降、閉経前後に多く見られますが、最近は30歳代での発症も増えています。一方、子宮頸がんは、20~30歳代に急増しています。
部位別がん罹患数の順位(2021年)
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男性 | 前立腺 | 大腸 | 肺 | 胃 | 肝臓 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 |
出典:厚生労働省「全国がん登録 罹患数・率 報告 2021」
乳がん・子宮がんは初期症状がほとんどなく、ご自分で気づくのは難しいため、定期的な検診がとても重要です。早期発見・早期治療により、その後の生存率も高まります。
また、婦人科検診の受診は、がんの早期発見・早期治療だけでなく、子宮筋腫や卵巣の異常などを発見するきっかけにもなります。ぜひ、年に1回受診しましょう!
東邦ガス健康保険組合の婦人科検診について
- 対象年齢:制限なし
- 受診者負担額: 2,000円
- 受診条件:4月から翌年3月末までに1回
- 予約方法:当健保組合のホームページの「web健診予約」からお願いします
【婦人科検診の予約についてのご注意】
被保険者ご本人へ
2026年1月以降は、会社の健康診断を受診される方が、オプションで婦人科検診の受診を希望される場合は、会社の健康診断システムのメニューから「婦人科検診」をお申込み下さい。
※なお、2025年12月末までに会社の健康診断を受診された方が、婦人科検診の受診を希望される場合は、上記の健保ホームページ内の「Web健診予約」からお申込み下さい。(来年3月末までは予約可能です。) ※婦人科検診の受診は4月~翌年3月末の間で1回となります。
被扶養家族の方へ
当健保組合のホームページの「web健診予約」から予約してください。
以上