お知らせ
2023年12月26日
けんぽだより12月号

子どもの医療費は”タダ”ではありません!

お子さんが医療機関を受診したり、薬局で薬をもらうとき、会計時に支払いがないことがあります。そのため、子どもの医療費は”タダ”だと誤解されがちですが、子どもの受診にも医療費が発生しています。
医療費は、東邦ガス健保が8割(小学校入学年度以降は7割)を負担し、残りの2割(小学校入学年度以降は3割)は受診したみなさまの自己負担分となりますが、市区町村が補助を行っており、自己負担が抑えられています。

<未就学児の医療費の負担割合>

※「子どもの医療費無料化」は各市区町村が独自に実施する補助です。対象年齢、補助の割合などは各市区町村によって異なります。

東邦ガス健保が負担する医療費の財源は主に保険料です。市区町村の財源は税金です。
無料だからと気軽に受診すると医療費が増えてしまい、結果的に「保険料の引き上げ」や「増税」というかたちで家計の負担が増えることになってしまいます。

そこで、大切な保険料や税金をムダ遣いしないために心がけてもらいたいポイントをお伝えします!

〇「時間外加算」や「休日加算」がつかない「平日・昼間の受診」を心がけましょう!
〇一つの病気の治療のために複数の医療機関を渡り歩く「はしご受診」は控えましょう!
※セカンドオピニオンは、医師にそのことを伝え、紹介状や今までのデータをもらって、
次の病院に持参しましょう。
〇休日や夜間は「こども医療でんわ(#8000)」や
「こどもの救急(http://www.kodomo-qq.jp/)」を活用しましょう!
〇薬は、先発医薬品と同等の効果で値段の安い「ジェネリック医薬品」を選びましょう!

支払いがなくても子ども医療費を意識し、適正な病院受診をよろしくお願いします。

以上