お知らせ
2023年08月23日
けんぽだより8月号

『ポリファーマシー(多剤併用)に注意しよう!』

ポリファーマシーとは、「Poly」+「Pharmacy」で多くの薬ということですが、多くの薬を服用(多剤併用)することにより副作用などの有害事象を起こすことを言います。

ポリファーマシーは、複数の医療機関を受診したりすることで、処方薬全体の把握が困難になり、処方される薬の種類が増えたり、同じ成分の処方が多くなることなどによって生じます。

有害な事象には、軽いめまい・ふらつきから、肝機能障害や低血糖を引き起こすもの、果ては死にいたるものまで多岐にわたります。

★ポリファーマシーを防ぐために★
〇同じ病気で複数の医療機関を受診する(重複受診)ことは控えましょう。受診にかかる医療費も処方薬にかかる医療費も余分にかかります。

〇かかりつけの医師や薬剤師を持ったり、お薬手帳を持ちましょう。処方されている薬を把握してもらっておくのが安心です。

〇新しい薬が追加されたり、薬が変わったりした時は、体調の変化に注意し、気になる症状があれば処方した医療機関に相談しましょう。

【お願い】
2か所以上の病院を受診中の方、月に15日以上受診されている方、多剤服用をされている方を対象に、当健康保険組合から8月末にご案内を送ります。届きましたら、かかりつけ医などにご相談いただくなど、適切な受診・薬の服用をお願いいたします。

以上